ひとつになりたい

隣で眠っている 君を見てる
何をするでもなく
不安定な毎日でも そばに居てくれて
すごく嬉しいんだ

いつも寂しい思いを
させてごめんなって つぶやく
眠っている君になら
こんなに素直になれるのに

ただ 僕は

君の下着を被っている
下着被って 微笑んでいる
足を通す部分から 髪が溢れていく

些細なケンカの後
二人一緒に「ごめん」て言える
心が繋がってるような この距離でも
あぁ まだ足りない

ありがとうの一つも
上手く届けられない
どれだけ大切なのか
この姿で伝わればいいのに

そう 僕は

君の下着を 胸に付けている
君のブラジャーを 胸に付けている
締め付ける この胸の痛みは
なんだろうか

君の下着を 被っていても
君のブラジャーを 胸に付けても
もっと君と 下着と
ひとつになりたい


by 盛者